瑞峯院(ずいほういん)
高杉晋作の句をたとえに法話
静かに座して 誰もがもっている 尊い穏やかな自分にめざめ
お互いに尊敬しあう日々の生活を過ごしたいものです
瑞峯院の案内書きにある一文。
瑞峯院は大徳寺(だいとくじ)の塔頭のひとつで、室町時代にキリスト教の洗礼をうけたキリシタン大名・大友宗麟(そうりん)が創立した寺。
瑞峯院へ入ってすぐ、松と苔の緑が美しい庭にも心洗われそう。
境内には天分4年(1535)に建てられた方丈、蓮菜山式庭園の方丈前庭は「独坐庭」(どくざてい)と称され名園として有名である。
7つの石組を十字形に配置した枯山水の閑眠庭(かんみんてい)などがある。
庭園は、独坐庭(方丈南庭)、茶庭(中庭)、閑眠庭(方丈北庭)の三面があり、何れも最近の作庭ではあるが、枯山水の新しい名園となっている。
「独坐庭」は寺号「瑞峯」をテーマにした蓬莱山式庭園。
蓬莱山の山岳から半島になり、大海に絶え間なく荒波が打ち寄せながら、雄雄しく独坐する大自然を表現した枯山水。
「閑眠庭」は「閑眠高臥して青山に対す」という禅語から銘じられた庭で、枯山水の砂利の庭を斜めによぎるように縦4個、横3個の石が置かれ、石組みが十字架に組まれている。
「閑眠高臥して青山に対す」
年老いて全ての事がものうくなり、心にかかる何事もなく、こだわり無く、しずかに眠り青山に対す。
あらゆる修行をし尽くした後の悠々閑々とした境地、禅宗の教えだそう。
瑞峯院では、お庭と向き合いながら「おもしろき こともなき世をおもしろく すみなすものは 心なりけり」という幕末の志士・高杉晋作の辞世の句をたとえに「感謝の心」「克己たる心」などをわかりやすく諭す(さとす)ご住職の法話が聞けます。
優しく諭すように説かれるご住職のお話は、素直に聞くことができるから不思議ですね。
法話のあとは、お茶室に移動して、お抹茶とお菓子をいただけます。ご説明を受けながらお点前を拝見。
瑞峯院でには大徳寺山内唯一の逆勝手席の茶室「安勝軒」、利休居士四百年忌に復元された「平成待庵」の三つの席があります。
茶席安勝軒は通常拝観。平成待菴は拝観予約必要。
庭をながめながら、御抹茶の接待あります。
これらの名庭と対して、日頃の慌ただしさを忘れ、本来の穏やかな自分に還りましょう。
JR東海 そうだ京都行こう。 作庭
瑞峯院へのアクセス
■市バス 大徳寺下車 徒歩約5分
京都市北区紫野大徳寺町81
電話 :075-491-1454
FAX:075-491-1858
拝観時間
午前9時〜午後5時
拝観料金
大人 400円
大学生 400円
高校生 400円
中学生 300円
小人 300円
御抹茶 400円
坐禅・抹茶ともで1500円
待庵抹茶付で1500円



