村山造酢(むらやまぞうす)
酢の老舗で製造工程を見学
村山造酢は創業250余年の暖簾を誇る、三条通りに古風な蔵を構える京酢の製造元。
「醤酢(ひしほす)の蒜(ひる)つきかてて鯛もがも 我にな見えそ水葱(なぎ)のあつもの」と『万葉集』にあるように、酢は万葉の昔から調味料として使われていたという。
*意味: 醤(ひしほ)と酢(す)をまぜたものに蒜(ひる)をつぶして鯛(たい)を食べたい。水葱(なぎ)の羹(あつもの)なんかはいらない。
*醤(ひしほ)は、豆・麦・こうじ・塩などから作られ、今の醤油(しょうゆ)のようなもの。蒜(ひる)は、ニンニクなどのネギ類のこと。
水葱(なぎ)は、水葵(みずあおい)のこと。羹(あつもの)は、お吸い物のこと。
100年前の建物を修復した工場は、黒光りした柱や階段に歴史の重みが感じられる。
酢造りは職人の手作業による15の行程と長い時間をかけてやっと出来上がる。
精米の蒸し作業や酢滲などの行程は1月頃しか見られないが、、お酒が酢酸菌によって酢に変わる行程は常時見学できる。
村山造酢の『千鳥酢』は酢の刺激臭が少なく、まろやかさと香りを感じさせ、生酢でも十分飲めるほど。この名品『千鳥酢』は京都をはじめ多くの料亭に愛用されている。
近年、酢は健康食品としての効用も注目をあびており、業界としての生産量も増えているそう。
村山造酢へのアクセス
■地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩5分
■京阪電車本線「三条」駅下車 徒歩5分
■市バス「東三条」下車すぐ
京都市東山区三条大橋東3-2
電話 :075-761-3151
FAX:075-751-9119
営業時間
午前8時30分〜午後5時
見学は午前10時〜
午後 2時〜
休日
土日・祝日・お盆・年末年始
見学料金
無料
(12月は不可)
所要時間30分〜1時間
予約必要 10名程度のグループで。
*最新情報でない場合がございます。



