実光院(じっこういん)
仏教音楽の原点を鑑賞
実光院はすぐそばにある勝林院の塔頭(たっちゅう)のひとつで、声明(しょうみょう)を修行する僧の宿坊として建てられた。
宝泉院を出て「法然上人腰掛けの石」を右へ曲がり、三千院門跡の方向へ進みすぐにある。
実光院のある大原は仏教音楽の源流といわれる声明(しょうみょう)の発祥地。予約すれば、説明と併せて声明を実際に聞くことができる。
実光院ではまた、律川の水を引き入れた心字池のある庭園・契心園(けいしんえん)を眺めながら、抹茶がいただける。生き生きした庭を眺めるだけでなく、庭を歩くことも出来るので、季節の山花と接することが出来る。
住職の庭に対する愛情たっぷりの園内には茶花が多く、たえず何か花が見られ、秋から冬にかけて華をつける珍しい不断桜も可憐だ。
声明寺院の坊であるが故に、この院には多くの楽器が陳列してあります。
音階に沿って18の石(サヌカイト)が並べられた「石琴」はバチで音を出すことができます。
もちろん声明の伝承者である歴代のご住職が、それぞれ声明研究の一助にと収集したものなのだそう。
900年近くにわたって、今なお脈々と流れる声明の伝統に、楽器を通して触れるのもいいものです。客殿の案内テープは住職が吹き込んだもので、寺の歴史や庭の解説のあと、ご住職の声明が流れます。
家に帰ってから、あらためて実光院で販売されているCDに収められた声明を聴きインド、中国と伝わり、時を経て受け継がれてきた声明を広く、深く感じてみるのもいいかもしれませんね。
そうだ 京都、行こう。2008年秋(初秋 大原の里)
実光院へのアクセス
■京阪出町柳駅またはJR京都駅から
京都バス「大原」下車徒歩10分
京都市左京区大原勝林院町187
電話 :075-744-2537
FAX:075-744-2537
拝観時間
午前9時 ~午後5時
(12〜2月 )
午前9時〜午後4時30分
休日・休館
1月1日
拝観料金
一般 600円
(抹茶・和菓子付)
*最新情報でない場合がございます。



