大覚寺(だいかくじ)
写経の道場で集中力アップ
大覚寺は平安初期、嵯峨天皇の離宮で嵯峨御所とも呼ばれた。元中9年(1392)には、南朝の後亀山天皇から北朝の後小松天皇に三種の神器が渡された南北朝講話の舞台ともなった。
広い境内に宸殿(しんでん)、正寝殿、心経殿などが並び、目の前に大沢池が広がる。
この大沢池はかつて平安貴族の舟遊びをしたという。また月見の場所として有名。毎年旧暦8月15日には、観月の夕べが行われる。

大沢池周辺は、春の桜・秋の紅葉が美しい場所。
大覚寺は、疫病退散を願った嵯峨天皇が般若心経を写経し、弘法大師が祈願したことから「写経道場」とも呼ばれる。
今も写経に訪れる人は多く、集中力のアップにも効果があるということで、熱心に写経する受験生がいるそうだ。

大覚寺の本堂にあたる五大堂が写経道場になっています。
写経受付けはお堂の裏手にあり、女性の係の方に1000円払って用紙をいただき筆ペンをお借りします。
道場に入ると、不動明王を中心に五大明王がずらりと並んでおられます。それに向かい合うかたちでテーブルが置かれています。
私が写経体験した日は、つねに4〜5名の老若男女が入れ替わりで訪れ、各々静かに筆を走らせていました。用紙は薄墨で書いてある上をなぞるだけなので、とくに難しくもありません。
本来「写経の作法」というのもありますが、誰も監視している訳ではないのでお気軽に。
私は他に訪れた人の見よう見まねのなりきり作法ですませました。詳しい写経の作法はこちら![]()
悲しいときや悩みを抱えている時に心を込めて写経をしてみると、気持ちがさっぱりと晴れ渡り、苦しみを乗り越えることができる気になります。
JR東海 そうだ、京都行こう 2007年 秋 嵯峨野・大覚寺編
大覚寺へのアクセス
■JR京都駅から「大覚寺行」
〈市バス28系統〉〈京都バス71系統〉
■阪急四条大宮・地下鉄烏丸から「大覚寺行」
〈市バス91系統〉〈京都バス71系統〉
■京阪三条から「大覚寺行」
〈京都バス61系統〉
■JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅 北口下車徒歩約20分
■京福電鉄 嵐電嵯峨駅 下車徒歩約20分
京都市右京区嵯峨大沢町4
電話 :075-871-0071
FAX:075-881-4911
大覚寺公式ページ
http://www.daikakuji.or.jp/![]()
拝観時間
午前9時〜午後4時30分
閉門 午後5時
拝観料金
大人 500円
小中高 300円
大覚寺・祇王寺共通券 600円
写経 1,000円(奉納料込み)
※写経は、午後3時までに入山。



